私達は生命を維持するために、食事をすることによって栄養素を生体に取り入れて変化または分解させて、あるものは体温の維持、運動のエネルギーとして利用され、あるものは体の構成成分として利用され、不要になったものは、老廃物として体外に排泄されます。このように体成分への合成作用と、分解作用を両方合わせて物質代謝と言っています。
栄養素:体の構成成分となり生命を維持するためのエネルギー源となる「物質」
栄 養:栄養素がさまざまに働いて体と生命を維持すること。
〈栄養素の種類〉
栄養素の役目
- 酸化してエネルギーの源をなすもの、いわゆるエネルギー源、糖質・脂質・ たんぱく質を三大栄養素と言う
- 身体の構成成分を組み立てる原料となるもの、主体は、水、たんぱく質、無機質。部分的には、脂質や糖質も関与する
- 微量ではあるけれども生命の維持には不可欠で、体内機能の調節をしたり、代謝を正常に保ったりする働きをするもの。